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赤ちゃん初土俵入について
見えない神さまと相撲を取る
華麗な化粧廻しを付けた幼児が見えない神様を相手に相撲を取るという、全国でもきわめて珍しく、また可愛らしい神事といわれています。
行司に抱かれた幼児は四股を踏み、その後神様を土俵際まで押し出そうとしますが押し戻されて負けてしまいます。しかし、神様と相撲を取り神聖な土俵の砂をお尻に付けることで健康を授かるという微笑ましい神事として継承され、全国から多くの幼児が参加しています。

江戸時代から続く可愛らしい神事
赤ちゃん「初土俵入」は山王宮境内にある摂社・杉末神社の例祭に執り行われる神事です。
宮津の町では江戸時代初期から盛んに地元力士により奉納花相撲が執り行われていました。その影響を受け、江戸中期に氏子中の有力な家々が屋号などをもとにした化粧廻しを作り、その息子たちを土俵に上げたのが初土俵入の始まりです。
美しい化粧廻し
現在使われています化粧廻しはいずれも神社により最近作られたもので、神社に関わりのある景色や草花の絵が使われています。また、女の子にも似合うようにやさしい柄の化粧回しも多数取り揃えられています。

参加・・申し込みについて
地域・男女を問わず参加できます
初土俵入は地域を問わずどなたでも参加できます。近隣の方はもちろん、約半数は京阪神をはじめとする遠方の方々が参加されています。神社は日本三景の天橋立のすぐ近く、車で5分ほどの場所にあります。観光も兼ねて丹後の宮津を訪れて下さい。
参加資格 / 参加料
- 6ケ月くらいから2才未満の幼児。首がすわれば参加できます。
- 女の子も参加できます。
- 化粧回しの長さは40センチくらいです。お子様に合わせて長さの調整ができます。
- 参加料は7,000円です。ご祈祷料・化粧廻しの貸衣装料・着付け料が含まれています。
- 参加料は当日、受付時にお渡し下さい。
- 参加された方々には記念の初土俵入絵馬を授与いたします。
申し込み
- 令和7年10月13日(祝・スポーツの日)・午前9時より開催します。
- 参加受付人数を300名に制限しますのでご了承ください。
- 9月上旬に申し込みフォームをこのホームページに設置し、申し込み先着順に受付をします。
事前予約は出来ません。 - お申し込みは午前(9時〜12時)・午後(12時〜4時)の二部に分け、先着順に参加時間を振り分けます。
時間の指定はできませんのでご了承ください。 - 申し込みが完了しますと、お子様の土俵入りの開始時間、また当日の参加要項を正式にメールでお知らせします。
土俵入り迄のながれ
準備
- 赤ちゃんはオムツだけの裸で着付けをします。オムツが隠れるようなパンツがあるようでしたら、付けていただきますと見た目が良くなります。
- 化粧廻しはの上に袢纏(はんてん)を着て戴いていましたが、現在は感染防止のため中止しています。肌寒い日はタオルケットなどをご準備ください。

受付から土俵入りへ
- 手水舎前で申し込みの確認の後、神域受付所で正式な受付をします。
- 時間になりましたら受付番号とお名前をお呼びしますので着付け所にお入り下さい。5名一組で着付けを致します。
- 着付けが済みましたら神社ご神前で神様とすもうをして健康を授かるように祈願をします。この祈願も5名で行います。
- ご祈祷が終わりましたら土俵へ進み、いよいよ初土俵入を行います。行司さんに赤ちゃんを預けてください。
- 初土俵入が終わりましたら、次の方のためになるべくお早めに着付け所へお戻り下さい。

駐車場 / トイレ / 授乳所
- 駐車場は神社裏側の滝上グラウンドを臨時駐車場とします。神社参道より一筋南、国道のマクドナルド前の道を山手に上ると着きます。駐車場から神社まで徒歩2分です。
- トイレは臨時駐車場の入り口付近に。また神社左側の児童公園には赤ちゃんを寝かせるベッドの付いたトイレがあります。
- 着付け場所の隣、神輿蔵を臨時の授乳所としています。着付けスタッフにお尋ね下さい。
アマチュアカメラマンの方々へ
赤ちゃん初土俵入の参加者が増えるとともに、同日神社に訪れるカメラマンの方々も数多くなって参りました。とても可愛らしい被写体を熱心に撮影されます方々も、参加者と同じようにご遠方より来ていらっしゃるようです。ただ最近、あまりにも多くのカメラマンが来られますことで、初土俵入の行事に支障が出る事態となっています。
- お子様を撮影されますご両親の撮影場所の確保にご協力下さい。我が子を撮影される方が最優先です。土俵前を空けてあげて下さい。
- 最初の土俵入りから十番くらい迄はテレビニュースのために報道各社のテレビ撮影があります。ご協力をお願いします。
- 神社駐車場はスタッフ、報道のためのスペースとなっています。車は臨時駐車場へ止めて下さい。
以上、楽しい一日となりますようマナーを守り、ご協力をお願い致します。

